YouTube動画公開!【ハレの日のごちそう】食卓にはいつも母の巻き寿司があった2022.09.01

YouTubeサブチャンネル【絵巻き寿司インストラクターTV】で動画を公開しました。
絵巻寿司検定協会会長の中矢千賀子の実体験を原案としてストーリーが構成されており、昭和にタイムスリップしたようなノスタルジックな映像となっています。ぜひご視聴ください。

 

本動画公開によせて
映像の原作者でもあり会長の中矢 千賀子のコメントを紹介させていただきます。

 

【会長 中矢 千賀子】

 

普段私は、横浜元町のスタジオで生徒さんたちに絵巻き寿司の作り方を教えています。
教室ではいつも「皆さんのご家庭には、お母さんの味はありますか?」と問いかけるようにしています。

 

私の子供時代、ご馳走といえば太巻き寿司が定番で、運動会や誕生日には親戚中が集まって食卓を囲みました。
母は家事や子育てで目が回るほど忙しかったはずなのにご馳走を作ってくれて、たくさんの料理の真ん中には、いつも太巻きとお稲荷さん。
どちらもお箸が止まらなくなってしまうほど美味しかったことを、今も鮮明に覚えています。
大好きな家族の笑顔と幸せの食卓、これが私の子供時代の原風景なのです。

 

女性の社会進出が進むにつれて、家族で食卓を囲む機会は減ってしまいました。
コンビニやファミリーレストランができて世の中はどんどん便利になってきたけれど、このなかに人の心を満たす味は一体どれだけあるのでしょうか?
私はいつの時代も、子どもたちには「幸せな食の記憶」が必要だと考えています。

 

YouTube動画【ハレの日のごちそう】食卓にはいつも母の巻き寿司があった

FEATURE特集記事